密封しやすい業務用ガラス容器とは

ガラス製の食品容器は気密性が高く、充填物を外気から守ると同時に香りを逃がさないという特長があります。しかし、ふたの状態によっては十分な封ができないこともあるので、その選び方が大切です。一般的にジャムの瓶に採用されているツイストキャップは内容物が熱い状態で密封すると締め込みが強くなる性質をもちますが、開封しやすいのが特徴ですが、ツイストキャップは内容物が冷えた状態から温まると緩む可能性があります。そこで常温で製造・保管するならスクリューキャップの方が上部で扱いやすいといえますが、開閉を繰り返す際にふたと本体のネジがずれてしまうと気密性が担保されなくなり、冷却やそれに伴う減圧が起こると開閉に力が必要になるので注意が必要です。

開閉しやすく密封状態を維持できる業務用ガラス容器を探すなら、保存瓶という形状が最適です。保存瓶はパッキンと金具を備えたふたで封をするやや重量のあるガラス容器ですが、パッキンによって気密性が高まっている点と金具を使うことで開閉しやすくなっている点が長所です。気密性が高く香りが外に逃げないことから、ピクルスなどの漬物や果実酒などアルコールを含む食材の長期保管に向いています。見た目がファッショナブルなこともあり多くはキッチン用品として販売されていますが、メーカーによっては業務用ガラス容器の規格品に保存瓶を加えており、個人で購入できる場合もあります。

まとまった数の保存瓶を購入するなら、業務用販売もチェックしましょう。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です