業務用食品容器の中でもお弁当用の資材は仕切りの数やデザインに多様なニーズがあり、規格品の流通もバリエーションが豊富です。そうしたお弁当にはいくつかの種類がありますが、大きく分けるとひとつのフードパックに複数の料理を詰めた手作り弁当風のもの、あらかじめ仕切りの付いた容器に複数の食品を詰めたコンビニ風のもの、そして高級感を重視するものにわかれるといえます。このうち高級感を重視するものは接待弁当や懐石弁当とも呼ばれ、企業間取引の際に利用したり、仕出し弁当として傾聴に利用されます。こうした種類の弁当は使用される食材が高価であるだけでなく、提供される料理の見た目にもこだわるものですが、食品容器もそれに適したものが必要です。
一般的に安価な印象の使い切りの業務用食品容器で高級感を演出するのであれば、デザイン性の高い資材を調達する事が求められます。例えば慶弔の席に利用されることの多い仕出し弁当であれば、食品を入れる部分がプリントで小鉢風になっているものがよいでしょう。うな重や寿司といった接待にも利用できるメニューの場合は、木目調のプリントが施されたお重型の容器や、朱色と黒色を組み合わせた漆塗り風の容器が適しています。使い切りの業務用食品容器は販売後に器を回収する必要が無く、持ち帰りになる場合にも対応が可能です。
業務用食品容器は規格品も充実しているので、提供する品物や場面に応じて雰囲気に合うものを選択しましょう。