最近はさまざまなジャンルの食堂やレストラン、料理店が店外でも料理を食べることができる持ち帰りサービスを実施していて、以前はラーメンやうどんといった汁物はテイクアウト不可でしたが、汁と麺を別にして持ち帰ることもできるようになっています。
このためさまざまな料理に対応する容器が業務用の食品容器を扱うショップに登場していて、容器のジャンルもたくさん増えているのが現状です。ショップの中にはデザインや仕様を料理店と打ち合わせて製作するケースもあり、デザインもきれいで形もおしゃれな、使用した後でも残しておきたいと思える品もあります。持ち帰りに使用する食品容器はふたが必要です。麺類などはどんぶりの形でふたがあり、サイズやデザインが違うものがあります。ご飯類や総菜を入れるものとしては角のない正方形のや長方形の形でふたが付いていて、料理が冷めにくく電子レンジで温めなおすことができる機能がついているのが一般的です。ふたのタイプも取り外しができるものから本体と一体になっていて、ごはんと総菜などのランチに利用できます。以前は業務用の食品容器と言えば発泡スチロールでシンプルなデザインのものでしたが、最近はタンブラー状のものや内側にダイヤ状の模様を刻んでいるもの、焼き物のお皿を連想させる小鉢などもあり、材質も非発泡スチロールで、耐寒耐熱の機能を持ったものもあります。このように業務用の食品容器は進化し魅力のあるものに変わっています。